3PL物流の意味とは?倉庫業との違いとメリット・デメリットなど紹介

query_builder 2022/02/18
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3PL物流の意味とは?倉庫業との違いとメリット・デメリットなど紹介


今回は「3PL」をテーマに色々お伝えしたいと思います。

製造業、卸売業、小売業に携わられている方々は一度は耳にしたことがある言葉ではないでしょうか。


定義や歴史などの概要から、3PLを利用することでのメリットなどなどまとめています。


特に物流事業の外部委託・アウトソーシングをご検討の方々に参考になれば幸いです。


*「目次」からご希望の内容へすぐに読み進めて頂けます*

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3PLとは:定義と歴史

女性会話


3PLとは3rd(Tird)Party Logisticsの略称です。


国土交通省では


荷主企業に代わって、最も効率的な物流戦略の企画立案や物流システムの構築の提案を行い、かつ、それを包括的に受託し、実行すること


と定義づけられています。


ちなみに1PL「1st(First)Party Logistics」、2PL「2nd(Second)Party Logistics」という言葉もあり、それぞれの言葉は物流における立場、形態を意味しています。


分かりやすく表現すると、


1PL:自社物流、当事者(荷主)

2PL:物流業務の一部を委託する事、委託される物流会社(主に運送業者)

3PL:物流業務の一部、もしくは全部を委託する事、委託される物流会社(3PL企業)


3PLは第三者的な立場から事業者の物流業務を、戦略構築から実際の業務の運用管理までを一手に担います。


そのため、必ずしも3PL事業者が自ら作業を行うわけではありません


後ほどご説明をさせて頂きますが、3PL事業者の中でも直接自らの設備を利用して物流事業・作業を行う「アセット型」と、荷主事業者の物流事情に合わせて倉庫・運送など最適な物流会社と協力し物流業務を管理・運用する3PL事業者が存在します。


詳しくは「4:アセット型とノンアセット型の違い」をご覧下さい。

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物流とロジスティクスの違い

女性OK

そもそも「ロジスティクス」=「物流」ではないことを皆さんご存じでしょうか?


「ロジスティクス」の由来、語源は軍事用語の「兵站で、物資の配給や整備、兵員の展開や衛生、施設の構築や維持などが含まれています。

この兵站こそが、ロジスティクスの語源となっているのです。


軍事用語からこの「ロジスティクス」が生まれた背景としては1939年から1945年までの6年余りにわたって続いた第二次世界大戦のお話があります。


アメリカを代表とする連合国軍が勝利となったわけですが、その勝因として必要な兵隊と物資を決戦場に送り続けることのできた「グローバル補給戦」というロジスティクス=兵站が長けていたがために勝利を納める事が上げられています。


物流は実際に現場で行われている荷物を動かす「活動」を指し、ロジスティクスはその活動を効率的に「管理」することを指します。


近年では活動の「物流」ではなく、その活動を管理する「ロジスティクス」が事業戦略の1つとして捉えられ、経営課題の解決の一手を担うものと考えられています。


燃料単価や人件費単価、働き方改革など世間的に物流事業においてはコスト削減が単純に難しい時勢となりました。

そんな中でも顧客満足度を維持・向上するためのサービスレベルを追求し事業の発展を計画しなくてはなりませんよね。

もちろん、簡単な事ではありませんが、御社にとってこれらの一助となるのが「ロジスティクス」かもしれません。

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倉庫業・運送業と3PLの違い

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倉庫業とは、主には「保管」機能を指します。


国土交通省でも定義づけがされており、寄託を受けた物品を倉庫において保管する事業であり、原料から製品、冷凍・冷蔵品や危険物に至るまで、国民生活・経済活動に欠かせない多種多様な物品を大量かつ安全に保管する役割を担っています。


運送業とは、主には「輸送」機能を指します。


運賃または手数料を取って、旅客や貨物の運送をする営業です。


最初から読んで頂いている方はもうお気づきかと思います。

そうです。


3PLとは委託を受けた物流業務を包括的に管理し、倉庫業・運送業と協力し最も効率的な物流戦略の構築と運営、管理を行うコーディネーター役を意味しています。


ただ、2000年以降は倉庫業者・運送業者もそれぞれの機能を拡充させ、製造から出荷まで一貫して行う複合企業も生まれてきており、3PL事業は物流会社にとって1つの「サービスメニュー」ともなり替わっている事業者もいます。

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アセット型とノンアセット型の違い

女性OK

3PL事業者の中でも「アセット型」「ノンアセット型」の2種類に分ける事が出来ます。


アセットとはトラックや倉庫など、物流業務に関わる「設備」の事を意味しています。


弊社・株式会社ネオロジスティクスも「ノンアセット型」の3PL事業社であり、自社の設備をもっていません。


アセット型のメリット


 ●自社設備を運用するため調整事や対応可否の判断がスピーディーに進められます。


 ●価格設定も自社の事情、荷主の事情に合わせて自由に設定することが出来ます。


逆を返せば「設備」の選択肢がないために荷主事業者ではなく、3PL事業者の事情に合わせた提案となる事がデメリットです。


ノンアセット型のメリット


 ●固定の設備にこだわらず、荷主事情に合わせた設備、物流会社の選択が出来ます。


 ●設備と同様に荷主事情に合った価格設定の物流会社が選択ができ、比較検討も可能。


逆を返せば調整事や対応可否の判断に時間を要してしまうことがデメリットです。


上記はあくまで参考例を挙げさせて頂きましたが、


荷主事業者にとってメリット・デメリットになるかはそれぞれのご事情次第です


A社様にとってはメリットとなる事が、B社様にとってはデメリットに転じる事もあるでしょう。

物流アウトソーシングを検討される際にはご参考に頂ければと思います。

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国内3PL代表企業

女性閃き

有名、有力、優良と比較検討軸が様々で一概に決まった3PL企業があるわけではありませんが、対応範囲・企業規模含め有名な企業様を参考に挙げさせて頂くと、


日立物流様/日本通運様/センコーグループホールディングス様/郵船ロジスティクス様

近鉄エクスプレス様/ヤマトホールディングス様/キユーソー流通システム様

SGホールディングス様/SBSホールディングス様/C&Fロジホールディングス様/山九様

ニチレイロジグループ様/ハマキョウレックス様


などなど国内だけでもたくさんあり、弊社がお付き合いのある会社も多く含まれています。

実は運送会社含め、日本国内では6万社を超える企業が存在します。

その中からアウトソーシング・外部委託の依頼先を選定するとなると選ぶだけでも大変ですよね。


また、選定基準はどうするのか?

何をもって善し悪しの判断をするのか?


色々悩まられる事は多いかと思います。


そんな方には先にご説明した「アセット型とノンアセット型の違い」や、次にご説明する「3PLのメリットとデメリット」を参考にご検討の一助となれば幸いです。

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3PLのメリット

女性綺麗


これまで色々な要素で3PLのご説明をさせて頂きました。それらを踏まえて、3PLのメリットとデメリットは結果として「荷主事業者」の物流事情により異なる事がご理解いただけ

るかと思います。


【 3PLを活用するメリット 


・コスト削減

  L作業の効率化が促進でき、人件費の削減が見込まれる。

  Lこれまで固定だった物流コストを変動費化できる。

  L運送会社の最適化ができ、運賃の削減が見込まれる。


・顧客サービスの向上

  L作業効率化により納品・配達までの時間短縮が見込まれる

  L作業ミスによる「誤」出荷を防ぐことが出来る

  L適正な在庫管理が行われ、欠品を防ぐことが出来る


・コア事業へ力の集中

  L物流事業にかけている「人」「手間」「時間」を販売、開発へ集中出来る

  L「場所」を削減、もしくは新しい取組へ転化することが出来る

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3PLのデメリット

女性困る


【 3PLを活用した際のデメリット 】


・物流に関する「ノウハウ」が蓄積されない

  L現場を手放すことになり「現場の実態」「運営管理方法」などが分からなくなる

  Lトータルコストで委託してしまうと改善経過、内訳が分からなくなる


・顧客サービスが低下する事がある

  L自社だからこそできていた特有の作業やサービス、期限を委託先では対応出来ない

  L立地条件が自社とは異なり納品、配達までの時間が延長してしまう


あくまで一般例として3PLを活用頂くメリット・デメリットを挙げました。


自社で契約されている運賃内容が非常に安価で外部委託するとコストアップになる。

倉庫は土地・建物含めて自社の持ち物の為、転化する必要がない。

物流事業を担当する人員をコア事業へ集中する事が難しい。

自社特有の作業やサービス対応があり、外部へ任せる事は難しい。


などなど、弊社にお問合せ頂いた荷主事業者様の中でも、上記で挙げた「メリット」に対しても「デメリット」となる事例は少なからずありました。


もちろん、その際には包み隠さずお伝えすることで、それでも全体最適を考えお任せいただいた事業者様、外部委託を考え直された事業者様と結果は様々です。



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物流アウトソーシングを「大阪」でご検討ならネオロジへ!

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主事業者様それぞれが、抱えておられる課題や期待されていることは様々かと思います。

まずは現状を調査させて頂ければ、当社・株式会社ネオロジスティクスがお応えできる事をお伝えさせて頂く事が出来ます。


一般的に3PLのデメリットとされている【物流に関する「ノウハウ」が蓄積されない】事についても、弊社では定期的なレポートやミーティングを通して物流事業の状況を共有させて頂いております。


実際の過去の事例として、計画的に最終的には自社物流へ戻すことを前提として、一時的に弊社へアウトソーシングを頂いたお客様もおられました。

これはアウトソーシング中に築いたノウハウを両者にて共有し、すぐに自社でも実践できるまでの情報を持てていたことが背景にあります。


ネオロジスティクスの物流アウトソーシングでは【決まった形】はありません。

皆様のご事情に合わせて、皆様が求める形、改善を踏まえた形に御社の「物流事業部」として役割を担います


お悩みの事も多いかと思いますが、まずは一度お気軽にご相談ください。


【物流のチカラ】【事業のチカラ】となります様、精一杯尽力させて頂きます。


《大阪での物流アウトソーシングは株式会社ネオロジスティクス。お問い合わせはお気軽に!》

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